毒親に振り回された男の記録⑦「家庭環境の変化に悩む日々」

毒親育ち

父が家を出てから家庭環境はガラッと変わりました。ギスギスした緊張感がほぐれ、居心地が良くなりました。

自己中心的で家の事にはあまり関心がなかったので、協力的ではありませんでした。
年末の大掃除は母と私と弟で行っていましたが、父は「俺は外で働いてるんや!」と言って、ほとんどしませんでした。

これで生活は快適になるかと思いきや、実際は全く違いました。スッキリ生活できたのは、ほんのひと時でした。

父に別れを告げる数ヶ月前から家の中は徐々に散らかっていました。母は専業主婦だったので、ほとんどの家事を母がしていました。

父がいなくなってしばらくしてから、いつしか母は家事をしなくなりました。
台所には使った食器が溜まり、居間には洗濯して干して乾いた服が積まれていました。色んな物が溜まっていて、部屋の中は散らかっていました。

もう、父と一緒にいるのが嫌になって精神的に辛くなり、何もする気がなくなったそうです。
家の中が狭くなってきたので、私は子供ながらに「一緒に片付けよう」と母に言いました。すると、「今度するから」と、いつも断られていました。最初は母の言葉を信じていましたが、何日経っても全く片付いていませんでした。

何も変わらないので、「なぜ片付けないの?」と問い詰めると、「今度するからって言ってるでしょ!」と、キツい口調で怒られました。

母の一日の生活も大きく変化しました。日中はずっと電話をしていました。毎日、祖母、伯母、友人に電話をかけて、父の悪口を言っていました。結婚してから溜まりに溜まっていた物を吐き出していました。
私は毎日、小学校から15時頃に帰宅していました。玄関を開けると、いつも母の声が聞こえていました。怒った口調で、父のことをずっと喋っていました。今まで父から受けてきたこと、父の家での様子など、様々な事を曝け出していました。
帰宅後、友達と遊びに行き、夕方に家に帰っても、まだ電話を続けている事が多々ありました。

ストレスが相当溜まっていたので仕方ないと思いましたが、長電話が何日も続いていたので、「いい加減、止めてほしいな」と思いました。
家事は以前より輪をかけて雑になっていて、更に狭くなって居場所が無くなっていきました。服はタンスに入れずに居間に放置し、毎日山の中から抜き取る。ご飯は手を抜いた物ばかり。使った食器は洗わずシンクに積み重なっていて、使う直前に洗っていて、整理整頓だけでなく不衛生な環境になりました。

そして、別れる1年くらい前から母はタバコを吸い出しました。何度か目撃しましたが、その度に「タバコを吸ってる!」というと、直前まで吸っていたのに「吸ってない!」と、全否定していました。明らかにに吸っていて、匂いも残っていたのに、いつもバレバレの嘘をついていました。
吸っていた場所はいつも台所でした。換気扇の下でいつも吸っていました。

父がいなくなってからは、隠すことなく吸うようになっていました。タバコ片手に料理をしていて、右手に菜箸、左手にタバコを持っていて、見ていてみっともなくなり、情けなくなりました。

「快適に過ごせるようになると思っていたのに何故?」と、悲しい気持ちになりました。
「どうやったらこの環境から抜け出せるのだろう?」と、小学生ながら解決案を模索していました。

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