紆余曲折な親子関係について(毒親育ち) Part 3「理不尽な親父の言動」

毒親育ち

母が「離婚する」と宣言してから1ヶ月半が経った頃、具体的な話し合いが行われました。まず、親権について話し合っていました。両親が話し合いをしている間、弟と私は子供部屋で待機していました。

話し合いが始まってしばらく経った頃、私は両親に呼ばれました。父か母、どちらに付いていきたいか聞かれました。私は「お母さんに付いていきたい」と言いました。父はショックを受けた様子でした。
私は長男なので、跡継ぎが欲しかったようです。そして、父親からすると、子供は嫌いではなかったようです。

しかし、今まで父から受けてきた事を思い出してみると、どうしても父に付いていく気にはなりませんでした。
訳のわからない理不尽なことで怒られたり、些細な事で怒鳴り散らしたり。母にはかなりキツく当たっていたりで、嫌な所ばかり見てきました。稀に優しい時がありましたが、普段の行いからすると、その優しさは気休めにもなりませんでした。

父は泣いていました。「これからは気持ちを改める」と言っていましたが、今までの仕打ちを思い出してみて、とても信用できるものではありませんでした。

弟はと言うと、まだ小学3年生で幼いという事もあり、母が引き取ることになりました。それには父は納得していたようです。

話し合いで他に決まったのは、父が家を出て母と弟と私が残る、直ぐに離婚ではなく別居の形を取る、という事でした。他にも色々と決まったことがあったようですが、大人の話し合いという事で教えてもらえませんでした。

話し合いから数日後の夜、夫婦喧嘩が勃発しました。何か我慢できない事があったようで、母が堪忍袋の緒が切れてしまいました。この頃の父は以前ほど怒鳴ったりキツく当たる勢いや回数は減っていましたが、どうしても許せない事があったのでしょう。
そして母は実家に電話し、母の母(私にとって祖母)に今まで話さなかった父の事を話し出しました。父は「もう辞めてくれ」と涙ながらに言っていましたが、母は口を止めませんでした。
しばらくして父が変わって祖母と話し、うなだれているように感じました。

そんな父の様子を見て、私は滑稽に思い、「いい気味だ」という感じで見ていました。今まで威張り散らしていたので、うなだれる様子が滑稽でなりませんでした。

そんな出来事があってから、父は少し大人しくなったような気がします。しかし、様子が少し変わったからといって、私は父に何の期待もしませんでした。私と母と弟に対する今までの仕打ちを思い出すと、どうしても同情は出来ませんでした。

この数ヶ月前、家族4人で出掛けた事がありました。晩御飯を外で食べ帰宅すると、弟が急に体調を悪くしました。「お腹が痛い、ムカムカする」と言って、トイレで吐き出しました。母は弟と一緒にトイレに入り対応していました。
私はトイレの外から様子を見ていました。すると父は私に「お前は兄なんだから、何かしてやれよ!何をしているんだ!」と怒鳴られました。母が付きっきりだったので、私はただ様子を見て声を掛けるくらいで、何もしてあげられませんでした。

その時父はリビングで寛いでお酒を飲んでテレビを見ていました。私と母が弟の近くに居るのに、自分はのんびり寛いでいるくせに、怒鳴ってきたのでカチンときました。
「お父さんこそ親なのに、なんで見てあげられないの?」というと、「うるさい!子供のくせに歯向かうな!」とまた怒鳴られ、更に思いっきり頭を叩かれました。私は痛くて泣いてしまいました。
すると母は「あなた、何するの!」と私を庇いました。弟はしばらくすると落ち着いて回復しました。

その後、父からは謝罪の言葉は一言もありませんでした。今まで全く信頼していませんでしたが、この事もあって更に信頼感が無くなりました。早く自由な環境に移りたい、と思うようになっていました。

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