完済まで12年かかった借金返済記⑧「転職活動が長引いた末に」

借金返済

内定が決まった営業職の仕事を辞退し、また一から転職活動を再開しました。再開しても相変わらず求人倍率は低く、厳しい状況が続いていました。

面接を受けても不採用が続き、なかなか決まりませんでした。応募して面接に行くとなると、お金がかかります。
転職活動の費用は、退職金があったので捻出することが出来ました。家にも生活費を入れないといけないので、お金は無くなっていくばかりです。

なんとかしてお金を作れないものかと考えた時、ふと消費者金融の事を思い出しました。仕事を辞める一ヶ月前くらいに、利用している2社の消費者金融から連絡がありました。どちらとも融資増額についての連絡でした。

それぞれ10万円ずつの増額を提案されました。その時はもう借金はするまいと思っていましたが、「念の為に総額してもらおうかな。あっても使わなければいいだけだ」と思い、増額してもらいました。

増額してもらっても借りることはありませんでしたが、もうお金が底をついてきたので、借りてみようと思いました。
ATMに行き、それぞれ10万円ずつくらい引き出しました。この時思ったのが、借金をしてお金を出したのに、銀行から預金を引き出すのと同じような感覚になってしまい、まるで自分のお金のように思ってしまいました。
錯覚とは恐いものだなと思いました。

そして20万円以上を手にして、そこから家に生活費を入れ、履歴書、証明写真、求人雑誌、ガソリン代に充てました。
これで借金は合計20万円になり、月々の返済額はLが6,000円、ACが5,000円となりました。
なんとか一ヶ月くらいは凌げるようになりました。

転職活動を続けていた頃、前の職場から連絡がありました。最近労働基準監督署から労働環境についてのチェックがあったそうで、今まで雇用保険を掛けていないことが発覚し指摘されたそうです。
店長夫婦は個人事業主という事もあり、社会保険についての知識は全くなかったそうです。

そして、私は既に退職していましたが、慌てて過去に遡り雇用保険を入社以降の分からかけたそうです。
そのため、私も失業手当を受給できる資格が出来ました。

退職理由が店長夫婦に負い目があったので、会社都合で退職となりました。会社都合だと失業手当を早くもらえます。自己都合だと失業認定されてから3ヶ月はかかると言われていました。

これは自分にとって想定外でした!法人で働いていなかったので、まさか自分が失業手当を貰えるなんて思いもしませんでした。

しばらくして、離職票が送られてきました。そして、ハローワークに行き、失業の手続きをしました。
失業認定を受け、早く失業手当を貰えるようになりました。
貰える額は、収入の6割り程度でした。ないよりマシだったので、凄く有り難かったです。
これで最高で90日まで貰える事になりました。

生活費も転職活動も捻出できるので、さらに希望を持つことが出来ました。

失業してから3ヶ月後、ようやく就職先が見つかりました。
仕事内容は工場の建築関係の部材の製造でした。製造工程拡大のため、人員確保が急務だったようで、割と簡単に入ることが出来ました。

これからはちゃんと働いて、浪費をせず借金を返済していこうと思いました。

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