完済まで12年かかった借金返済記㉒「人間関係が希薄になる。そしてばったり遭遇!」

借金返済

消費者金融以外の借金が無くなり、少しだけゆとりが出てきましたが、相変わらず多額の借金を背負っていました。毎月の返済はまだ苦しく感じていました。

家への生活費は以前と同じ額位入れる事が可能になりましたが、支払いや職場での昼食代を除くと、手元にはほとんど残っていませんでした。ゆとりが全く無く、なにか急な出費があっても対応出来ない状態でした。

そんな時、職場の同僚から結婚式の誘いがありました。招待してもらって凄く有り難かったのですが、祝儀に出すお金がなかったので、断腸の思いで断りました。仲の良かった同僚だけに、本当に残念でした。

お金を持っていないと、人間関係にも大きな影響を生じることになります。遊びや飲み会誘われても断らざるを得なくなり、付き合いの悪いやつだと思われてしまいます。何度も断ってしまうと、そのうち誘いが無くなり、グループから逸れてしまいます。

そのうち孤独感を抱えるようになり、寂しい気持ちを抱えてしまい、悩みがあっても誰にも相談出来なくなり、塞ぎ込みになってしまいます。

借金をしていることは誰にも言っていませんでした。恥ずかしくて打ち明けるつもりはありませんでした。消費者金融を利用しているのは恥ずかしいことだと思っていたので、変にプライドがあり家族にも内緒にしていました。
誰にも言わずに返済していこうと思いました。

ある日の夜勤明け、ちょうど給料日だったので、いつもの如く消費者金融へ返済に行った時、店を出てビルの一階に降りた時、入り口で会社の先輩とばったり遭遇しました。「なぜここに?」と思い、本当にビックリしました。
先輩は「何しに来たの?」と聞かれ、誤魔化しようがないので、返済をしに来たことをハッキリと言いました。「何しに来たのですか?」と聞くと「今からカフェに行く」と言っていました。「誰にも言わないでもらえますか」と言うと「分かった」と言われました。
その人の風貌やいつもの所作からして、カフェに行くような人に見えなかったので、何となく違和感があり、「この人も返済に来たのかも」と思いました。

その夜勤で出勤した時、先輩に「今日はビックリしましたよ」と言うと、「実は俺も同じだから」と言われました。
その後、休憩室で二人だけになった事があり、「まさか、あんな所で会うとは思わなかった」と言われました。「ちょっとお金が必要な時があって、少しだけ借りていました」と誤魔化しました。先輩は「今は返済だけしていて、もう少しで払い終わる」と本当か嘘か分からない事を言っていました。先輩はパチンコによく通っていて、土日になると携帯電話で馬券を買っていたので、信憑性はかなり怪しいです。

返済に余裕が出てきた頃、解約していた車の任意保険に再加入しました。それまでは「事故をしてしまったらどうしよう」と心配しながら運転していました。今考えると、凄く危険な状態で運転していたと思います。
そして、冬のボーナスで車の車検を受ける事が出来ました。

その後の夏のボーナスでNCとAFに全額返済出来ました。NCは中堅消費者金融で、私が利用していた店は融資を受けてから約一年後に他店と統合し、閉店しました。しばらくは銀行振込で返済していました。

これで毎月の返済は、LK15,000円、AC15,000円、PR15,000円、DI7,000円、HC7,000円、SF5,000円で、合計64,000円となりました。そして負債額は合計約200万円となりました。
まだまだ借金は沢山残っていましたが、ピーク時に比べると40万円も減り、このまま順調に行けば借金は数年後に完済できると思いました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました