完済まで12年かかった借金返済記⑳「断られ続けた消費者金融契約」

借金返済

浪費と借金返済で、毎月の出費は火の車でとんでもないことになっていました。この頃の月給は平均で手取り18万円位でした。

出費の内訳ですが、借金に関しては、消費者金融への返済が76,000円で、返しては借りるを繰り返していたので実質的に利息のみを返済していました。利息のみだと平均で66,000円位だったと思います。そして、中古車ローンが10,000円で、76,000円となっていました。
携帯電話の使用料金が毎月30,000円、以前使用していた携帯電話の滞納金返済30,000円でした。

必要な出費が136,000円になり、毎月の収入から差し引くと43,000円ほどになりました。そして、そこからガソリン代10,000円、職場での昼食代8,000円、タバコ代8,000円を引くと、17,000円になりました。

こんなに出費が多くなると、家にお金を入れられなくなりました。私の家は母子家庭で、母は無職でした。私と弟が家計を支えていました。
家にお金を入れられなくなると、家族から「お金を入れてくれ」と催促されるようになりました。家に入れなくなった結果、家賃を滞納してしまうようになりました。最大で11ヶ月滞納してしまいました。これだけ滞納してしまうと、大家さんも堪忍袋の緒が切れて、よく催促に来るようになりました。

「お金を入れてもらわなければ困る」と家族に言われたので、色々考えた結果、また新たに消費者金融で融資を受けようと思いました。
休日の朝、家から割と近くにある消費者金融に行って契約をすることになりました。そこは有人店舗で受付の方に対応してもらいました。契約書に必要事項を書いて審査結果とまつことになりました。しばらくすると結果が出て、融資出来ませんと言われました。

がっかりしたものの、落ち込んでいてもお金を工面出来ないので、違う消費者金融に申し込む事にしました。同じビルの階下にある店に入りました。その店も有人店舗で、言われた通りに契約書を書きました。審査される事になり、「今度こそは審査が通って欲しい」と祈りながら待っていました。そして審査の結果、融資不可能と言われました。

2件連続で断られたので、絶望的になりました。断られたのは多重債務で何件もの所から借りて負債額とも多くなっていたので仕方ないとは思いましたが、凄くショックでした。「何か良い方法はないか」と、駐車場で車の中で考えました。

「とりあえず、ここから離れたい」と思い、車を走らせました。信号待ちをしている時、道路沿いの看板に目が止まりました。そこには「即日融資!ブラックOK!100%融資可能」みたいな文言が書かれていました。
電話番号が表記していたので、電話番号を記憶し、近くのコンビニに入り駐車場に停めて電話を掛けてみました。掛けてみると女性のオペレーターが出ました。

申し込みたい旨を告げると、名前、生年月日、住所、勤務先など個人情報を聞かれました。全ての質問に答えると、審査があるので30分後位に掛けると言われました。この時、私にとって30分は凄く長く感じました。
居ても立っても居られない気分だったので、とにかくお金を手配したくなりました。

車で移動していると、何件か消費者金融が入居している建物を発見しました。まだ契約したことのない店があったので、「契約してみよう」と思い入ってみました。
その店は無人店舗でした。店内に自動契約コーナーがあり、中に入りました。オペレーターの指示に従って契約書を記入しました。すべて書き終えた後、スキャナーに免許証にセットしました。そして、所定の読み取り機に書類を入れてしばらく待ちました。

待っていると電話が鳴りました。番号を見ると、先程申し込んだ貸金業者からでした。自動契約コーナーにいたので、「後でこちらから掛けます」と言って電話を切りました。

待っている時にオペレーターから「今日はどちらかの消費者金融で申し込みをしましたか?」と聞かれ、「はい」と答えました。申し込みをしたことは、信用情報機関の履歴に載るようです。
しばらくすると審査の結果が出て、融資可能となりました。限度額は10万円でした。

直ぐにオペレーターから「今日中にATMで10万円全て出金して下さい。その後は返済のみ利用できるカードとなります」と言われました。しばらくしてカードが出てきました。これでなんとか凌げると思い、ホッとしました。

1日で2社から断れれたのに融資してもらえたのは凄く不思議でした。切羽詰まっていると思われたのでしょうか?もしかしたら、温情があったかもしれません。

自動契約コーナーから出てATMで10万円を出しました。店を出て車に乗り、直ぐに電話で申し込んだ貸金業者に電話をしました。すると、「審査の結果、融資限度額は5万円です。融資するには身分証明書が必要なので、免許証のコピーをFAXで送って下さい」と言われました。
思った以上に限度額が低かったので、後で電話を掛けて断りました。

後々考えてみると、ブラックOKとか100%融資可能などが書いてあるのを思い出し、「凄く怪しい所だったかも」と思いました。貸金業者として正式に登録されていない、いわゆる闇金の可能性が高かったと思います。

家に帰って10万円のうち7万円を家に入れました。そして、残り3万円は無駄遣いしないように心がけました。なんとか首の皮一枚繋がった気分になりました。

これで月々の消費者金融の返済額は、LK15,000円、AC15,000円、PR15,000円、AF7,000円、DI7,000円、HC7,000円、NC10,000円、そして新たにSF5,000円が増え、合計81,000円となりました。この時点で負債額は合計約240万円になりました。

ぼく、街金やってます: 悲しくもおかしい多重債務者の現実 | テツクル |本 | 通販 | Amazon
Amazonでテツクルのぼく、街金やってます: 悲しくもおかしい多重債務者の現実。アマゾンならポイント還元本が多数。テツクル作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。またぼく、街金やってます: 悲しくもおかしい多重債務者の現実もアマゾン配送商品なら通常配送無料。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました