完済まで12年かかった借金返済記⑬「ストレスの末に浪費」

借金返済

転職先での仕事はキツくありませんでしたが、毎日遅くまで残業がありました。22時までかかった時はザラで、遅い時は0時まで残る時もありました。
始業時間は8時で平均で22まで仕事があり、家には寝るためだけに帰る感じでした。

そして、1ヶ月の残業時間が決まっていて、50時間を超えると時間外手当がつかなくなっていました。毎月50時間を超えていました。残業がないのは週末の休みの前日だけでした。この日はだいたい17時で終わっていたと思います。

毎日真面目にコツコツと働いていましたが、ずっとアルバイトという立ち場でした。応募した時は「試用期間3ヶ月」と明記されていましたが、私が入った会社が親会社に吸収されたことにより会社の組織が変わり、なぜか正社員としての雇用は先送りになり、アルバイトにさせられました。

アルバイトだと社会保険は付けてもらえませんでした。健康保険、年金は個人で納めないといけなくなり、雇用保険はありませんでした。おそらく労災保険は付けられていなかったと思います。
そして、市県民税など税金も自分で納めないといけません。

騙されて入社してしまったように思ってしまい、ストレスが溜まってきました。そして、50時間を超えた残業時間はタダ働きなので、残業していても虚しいばかりでした。
辞めてまた転職しようと考えましたが、当時は有効求人倍率が凄く低い頃だったので、働き口が見つからない可能性がありました。
せっかく就職できたので、もうちょっと続けてみることにしました。

我慢して働いてみたものの、理不尽に思えたり腑に落ちなかったりして、次第にストレスが溜まっていきました。
そして、ストレスのはけ口が欲しくなり、色々と無駄遣いをしてしまいました。当時、携帯電話のサービスで同時に5人位で会話が出来る音声通話サービスがありました。#のあとに4桁の番号を入力し発信し、音声チャットが出来るサービスです。

誰かに私のストレスを聞いてもらいたくて、仕事が終わって家に着いてから車の中でそのサービスを利用していました。チャットのメンバーはいつもバラバラで、色んな地方の人と会話をしていました。
雑談をしたり愚痴を聞いてもらったりして、何処の誰だか分からない人達と会話をして楽しい気分になりました。

サービス自体の使用料は無料でしたが、通話料は有料でした。当時はDOCOMOのiモードやauのezwebが始まった頃なので、携帯電話でネットをしている人はごく僅かでした。そのため、SNSはまだ生まれていませんでした。

電話での会話で物足りなくなったので、直接誰かに話しを聞いてもらいたくなり、友達に聞いてもらおうと思いました。しかし、友達も忙しく、なかなか時間が合わせられません。
自分の空いている時間に話を聞いてもらいたくなり、女の子のいるお店に行くようになりました。所謂、キャバクラです。家から徒歩10分くらいの圏内に3軒くらいありました。

そして、キャバ嬢の女の子に愚痴を聞いてもらったり他愛もない話をしたりして、綺麗で若い女の子に話し相手になってもらい、楽しい気分になっていました。一回行くと癖になって、何回も行き出すようになりました。

携帯電話とキャバクラでかなり出費してしまうようになりました。携帯電話は毎月3万円くらいかかっていたと思います。
キャバクラは毎月一回は行っていたと思います。一回でだいたい2万円くらいは使っていました。キャバクラでは誰かお気に入りの女の子はいませんでしたので、深くハマる事はありませんでした。

入社して8ヶ月が経った頃、アルバイトから準社員になることができました。毎日の激務が評価されたそうです。
準社員になると、給料は上がりませんでしたが、各種社会保険が完備されるようになり、税金も給料から差し引かれる事になりました。保険がついて税金を自分で納める必要はなくなり、手間が省けました。

なんとか準社員になれたので、今度は正社員を目指して頑張っていこうと思いました。

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