完済まで12年かかった借金返済記⑤「誘惑に負けてしまう」

借金返済

消費者金融から融資を受け、自動車学校の技能講習の不足分のお金を納め、自動車学校期限2週間前に卒検を合格しました。そして無事に普通免許を取得できました。

この頃私は新たな仕事に就きました。知人に紹介され、個人事業主の自動車部品を製造する所に就職しました。家族経営の超小規模な職場でしたが、この頃は経営は順調でした。

入社して3か月間は試用期間でした。その間、時給800円で、毎月約15万円ほどの給料でした。社会保険完備ではありませんでしたので、そこから国民健康保険と国民年金を納めないといけません。雇用保険と労災保険は事業所が負担していました。

そのため、残る金額は10万ちょっとになり、そこから更に家にお金を入れないといけません。だいたい7万くらいは入れていました。
残り3万円から自動車学校のローン1万5千円を払い、そして毎月の携帯電話使用料6千円を引くと一万円も残りません。原付バイクのガソリン代など雑費を引くと本当にギリギリでした。
更には消費者金融の返済5千円も引くと、数千円となってしまいました。

もう借りるまいと思っていましたが、残り8万円の融資額があったことを思い出し、ついつい手を出してしまいました。なんとか2ヶ月は耐える事が出来ました。

試用期間3ヶ月目に風邪を引いてしまい、長引いてしまって3日ほど休んでしまいました。試用期間中で当然有給休暇はなかったので、給料に大きく響いてきます。

保険代、携帯電話、自動車学校のローンや消費者金融への返済があったので、計算するとマイナスになってしまいます。消費者金融への融資は限度額全て借り切っていたので、もう捻出することができません。

親にお金を借りたくても、私の家は母子家庭で母は働いていなかったので、弟と私が生活費を出していました。弟は当時フリーターをしていたので、収入は低かったです。このような状況では家族から借りることは出来ません。

色々悩んだ挙げ句、他の消費者金融から借りようと思いました。
仕事が終わって、直ぐに消費者金融「AC」の店に向かいました。この頃は今のように無人契約機は普及していませんでした。私が行ったところは、受付のカウンターがあり、従業員が対応している所でした。

受付の方は女性で、銀行のように普通に丁寧な対応をされました。申し込み希望の旨を言うと、契約書を出されました。そして、名前、生年月日。住所、家の電話番号、携帯電話番号、勤務先などを記入しました。

家族欄もあり、母と弟の名前と生年月日を記入しました。そして一通り記入し終わると、「お父様はいらっしゃいますか」と聞かれたので、「離婚して母子家庭なのでいません」と言いました。
離婚して10年近く経っていて、しかも音信不通で何処にいるか分からなかったので、今の関係を言うと、「それではお名前と生年月日だけでも書いて下さい」と言われました。

「消費者金融は、ありとあらゆる情報を入手したいのかな?借り逃げされると、大きな損害だからなぁ」と思いました。

契約書に記入して数分後、融資してもらえる事になりました。融資額は20万円でした。「これでなんとか凌ぐ事が出来る!」と一安心しました。

そして、消費者金融のお金で生活ができ、試用期間が終わるまで耐える事が出来ました。

消費者金融が2社になり、負債額は合計で20万円となりました。

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